年末にリトルベランカで"リアルフライト"を3回、計3時間40分ほど練習。気分だけはすっかり飛行機少年となった中年オヤジの私だが、困ったことに過去30年余り、飛行機を趣味の目で眺めたことがない。
子供の頃からのカーキチで、乗り物は何でも好き。自分で動かせるものはもっと好き。RC機への私の憧れは、つまりクルマやバイクの運転の延長上にある。RC機の操縦なんてとても無理・・という積年の思いが"リアルフライト"で「もしかして出来るかも」に変わり、憧れが現実になる期待感に心を躍らせているのだ。
そこに、小林店長のこんな一言。「初フライトにはウチのブルーマックスを貸すとして、ところで有元さん、どんな飛行機が好きなの?」 そうそう、やっぱり自分の愛機が欲しいよねぇ。バルサキットを作る時間も技術もないから、1機目は当然ながらARF。それでも完成はかなり先だろうけど、キットを眺めているだけで心安らぐに違いない。だが、しかし・・、オレの好きな機体って何だ?
心は30ウン年前にタイムスリップ。隼、疾風、マスタング、サンダーボルト・・思い浮かぶのは第2次大戦中の戦闘機ばかりだ。いずれはそんなスケール機を飛ばしてみたい気持ちはあるが、まだシミュレーターしか経験していない超ビギナーの1機目に、それが向かないのは私でも想像がつく。そこで正月休みを返上して(?)パソコンに向かい、飛行機やRC機関係のHPをむさぼり読んで「好きな機体」の発見に努めたのだが、どうも決め手がないんだなぁ。
困ったときのリトルベランカ。3日夕方に今年初めて店に行き、新年の挨拶もそこそこに書籍・雑誌を立ち読みしたり、店内にディスプレイされている機体を眺めたり。小林さんにも相談するのだが、なにせこっちに「こういうのが好き」という趣味がないからラチがあかない。パイパー・カブも可愛いし、リトルベランカのHPに登場するフォッカーD-VIIもよさそう。おいおい、まるで違う機体じゃないか。
小1時間たって、小林さんが「あれは?」と指差したのがK&S製シルキーウインドの高翼機。グラスファイバーで成形された胴体の曲線がカッコいい。そう、飛行機に限らず、私はこういうエレガントなカタチが好きなのだ。でも、もうちょっとスケール機っぽい(私にとって見慣れた飛行機っぽい)雰囲気が欲しいかなぁ・・と思案していたところに、「そうだ、これの低翼機もあるよ」の声。さっそくハコを開けてもらう。部品を見てもイメージが湧かないが、説明書の写真で私の気持ちは固まった。
残念ながら明日から1週間ほど海外出張なので、シルキーウインドGM-Sは手付かずのまま私の仕事場に放置されることになる。機体を買っただけで、プロポもサーボもエンジンもペラも、まだない。接着剤もニッパーも持ってない。ま、焦らずジックリ、楽しませてもらいまっせ。