#5 RCV日記-その3-

 イギリスのRCV社がまたまた新型エンジンを発表しました。RCV58で写真のようにち ょっと背の低いずんぐりしたユニークなエンジンです。ヘッドの右にプラグ、ヘッドの左にマフラーが装着されます。プロトタイプがまもなく到着しますので、詳細、テスト結果などをこれからお伝えしてゆきたいと思っています。なおプロダクションベースの発売は8月初旬の予定になっています。RCV社はご存知のようにあのイモのようなシリンダーが回転する画期的なエンジンを開発した会社です。ただアイデアは凄いものの、時にオイル漏れがあったり、振動が出たりといろいろ工作技術上の問題がありました。そのたびにクレームをつけると次々と余りにユニークな解決法、たとえばオイル漏れに対しては、ベアリングを取り替えるという根本対策には目もくれず、その上からフタをするための高価なキャップをアルミの削りだしで作ったり、振動対策にはギアのバックラッシュやシリンダー、コレットの改良といった根本問題には目もくれず結構手間のかかったもう一枚のバックプレートで防火壁を挟んで何とか振動を力づくで押さえ込もうといった余りにユニークな、そしてユニーク過ぎて怒ることを忘れむしろ笑ってしまうような”怪決策”を提示してきました。さてこの新しいエンジンはどんなことになるんでしょう?怖いもの見たさに又付き合ってみようと思っています。おそらくアイデア満載だろうとおもいますが、またまた問題もあるでしょう。その解決策に何を出してくるか・・・またお笑い編になるのでしょうか?このような エンジンはOSやエンヤと比較すること自体が間違っています。「エンジン界の吉本」 と思って楽しむ心の余裕が大事です。

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